設立の背景と目的

1. 当センター設立の背景

発電所やガスプラントなど、重要インフラの制御システムに対するサイバー攻撃への対処は、国家の安全保障、危機管理上重要な課題です。セキュリティが確保されない場合、重要インフラの制御システムの停止、エネルギー使用状況等の機密情報漏洩等が発生する可能性が顕在化してしまいます。
海外では、制御システムセキュリティに対する国際規格の整備が進み、またこれに基づく認証制度が確立されてきており、インフラシステム輸出に対する貿易障壁となる可能性が出てきています。



2. 当センターの目的

当センターは下記三点を活動目的とし、研究開発、評価認証、普及啓発人材育成等に取り組みます。

  • ●制御システムセキュリティ確保に向けた技術の蓄積
  • ●組合員における制御システムセキュリティ確保に向けた取り組みの向上
  • ●ユーザ企業の制御システムセキュリティ確保